今回はかれこれ10年以上は特別講師をやっている名古屋ファッション専門学校の卒業制作発表会の話
毎年この時期に卒業を目の前にNFFFと称してファッションコンテストをやるんだ。
[最後のフィナーレは私特別講師ドン小西が総評をした。]
学生時代の思い出作りであったり、自分の勉強の成果や能力を試す場であったりと、一人一人意識や思いは違う。
まっ1年の締めくくりとして半年がけで生徒が制作に臨むわけなんだが、僕も大変な重労働だよ
絶対手を抜かないもんね
その間、テーマからイメージを膨らませデザイン、そして制作をし、最後はコーディネイトと、1人1人に最後まで細かく指導していくんだ
しかし大勢の生徒と密にやっているとほんとにその子の人生の縮図みたいなものが見えてくるもんね
何をやらしても努力しない子もいれば、意地でも自分を通し続ける子・・・・
僕から見れば、絶対出世しない子、出世する子・・・そんなのまで見えるから面白い
これは生徒にはナイショだけどね
名古屋在住で僕の授業を受けてみたい人は是非、名古屋ファッション専門学校 へ入学してみたらいかがですか
コンテスト部門グランプリ
中山幸子さん。テーマは「書」
墨絵をイメージしたミニワンピース。意外とシンプルでモダンに仕上がっている。綿のソックスにスニーカーも重くなくていい。
コレクション部門グランプリ
長嶋舞さん。テーマは「気質」
これは凄かった!ワイン色のレザーを編みこんだ手工芸品。
コーディネイト部門グランプリ
片原功貴さん、片山凱稀さん、太田広夢さん、熊谷陸也さん、川崎拓馬さん。
オニツカタイガーをコーディネイト。テーマは「Retro Future」
これも学生ならではの自由な作品。
車を部品をイメージし日常的なコーデをしたのがいいね。
ドン小西賞
伊佐治佑香さん。テーマは「seiyu」
半透明なシースルー素材にブルーのひもを編んで
清流のように垂れ下げた。
スワロフスキーエレメント賞
渡邉紗絵さん。テーマは「エスニック」
ストローハットをいくつも重ね合わせたようなデザイン。ここまでくると本当のクリエーション作品。