実は僕の仕事の中で、教育に関わる時間が多くなってきた
普通、デザイナーというと作品を作る事だけを考えがちだか、40年間ファッションデザインに関わりながら得たノウハウや経験を次世代の教育に反映したいと考えているんだ。
実は僕は名古屋のファッション専門学校でもうかれこれ10年間講師を務めているんだ。
イヤ~僕の授業はね、ユニークというか厳しいというかすっかり名物授業としても有名になってきた。
だから、この何年間で優秀なデザイナーを何人か生み出しているんだよ。
で、毎年2月になると1年間の集大成といえるNFFFつまり名古屋ファッション専門学校ファッションフェスティバルが開催されるんだ。
僕の監修のもとで数年前からファッション業界数社から協賛を得て学生と企業のコラボレーションをやったりしている。
年々、多くのブランドが参加してくれるようになり、作品のレベルもどんどんと高くなっていき、学校関係では学生のコンテストとしては3本の指に入るともいわれ有名になってきた。
イヤイヤ、ドン小西の教育の快進撃はとどまる事もなく、絶好調だなと自画自賛
でも作品のレベルは本当に高いんだから
今年からはスワロフスキーと学生がコラボしたスワロフスキー部門というコンテストも加わり、会場も大盛り上がりだった
メディアに携わる方、ぜひ来年からでも取材をしていただければと思います。
協賛各社はこちら からご覧ください。
協賛各社の皆さまありがとうございました。
[どう?イケてるでしょう? 僕のファッション!今年流行の麻のロングジャケットに豹柄のスカーフタイガーのスニーカー。
今回のスポンサーでもあるアディダスのジェイミー・スコットの新作だよ。
仕事に自信があればこんなカジュアルでも、十分《審査委員長》務まるわけよ!
こういう時にスーツは野暮よ。]
ドン小西賞
パッチワークの上にスワロフスキーをちりばめたなんとも不思議な作品。クラッシクと手工芸的なポップスを融合させた作品。特に右の肩に乗っかっている動物が面白い。
スワロフスキー賞
コーヒー豆の麻のずた袋にスワロフスキーをちりばめ、肩のところに何種類もの糸を使って自然の緑をイメージした実に完成度の高い作品だった。
コーディネイト部門グランプリ
リーバイスとコラボした作品。トップスはタンザニアの布をたたんだり折ったりして着用している。
コンテスト部門グランプリ
光沢のある素材を細かくタッグをしながらアクセントにした作品。
将来性のある才能豊かな子だと審査員からも大変な評判だった。
コレクション部門グランプリ
この絶妙なカッティングとカラーコーディネイトには脱帽。日本人のプロでもここまでできる人間はまずいない。自慢の生徒だね。