僕がファッションの分野でいろんな仕事をしているのは皆さんよく知っていることだと思う
ファッションデザインはもちろん、雑誌の連載やテレビ出演、学校の講師といった仕事をはじめ、毎年中学生・高校生のファッションコンテストの審査員もやっている
主催は横浜の岩崎学園で、今年もYOKOHAMA FASHION AWARD 2011として11月5日(土)に開催され、審査してきたんだ
このコンテストは、他に比べて年々デザインレベルがアップしてきている
[審査員特別章として『ドン小西』を受賞した作品。製作者自らもモデルを務める。体中に生花をいれた袋をぶらさげている。この発想と色彩感覚はすごいよ!」
数年前までは、テレビのアニメなんかに影響された作品やおもちゃ箱をひっくり返したような子どもっぽい作品が多かったんだが、今年は全然その面影もなく、すっかりモードやアート作品になっていた
中学生・高校生を通して選ばれたグランプリもなんと高校1年生なんだから驚き
[グランプリに輝いた作品。国旗「日の丸」をアレンジしたもの。なんと高校1年(16歳)だよ!]
先月の東京での2012S&Sコレクションなんかは地味で、無難で、夢も華もない本当につまらない物が多くて『もう東京のファッションシーンは終わったな・・・・』なんて嘆いていたところにコレだもん
イヤ~10年後の日本のファッション業界に少しは兆しがさしてきたよ
嬉しいね~
しかし、おそるべし中学生、高校生
[上位に入賞した中学生と本人]
[上位に入賞した高校生の作品]